以前、適当なフライパンで卵焼きを作る記事を書きました↓
こうして卵焼きマイブームをやっているうちに、同じ要領でパウンド生地とかを畳めば、バウムクーヘンが出来るのでは!? とひらめきました。
で、ためしに検索してみたら、既にいろんな方がやってました。なーんだ。
そんなわけで、こちらのレシピを参考に、私も作ってみました。
参考レシピ これ以上手抜き不可能?バウムクーヘンbyさぶ餅 – クックパッド
材料
卵 2個
砂糖 45g(三温糖と白砂糖を混ぜました)
バター(有塩) 70g
牛乳 大さじ2
バニラエッセンス 適当量
薄力粉 50g
片栗粉(コーンスターチの代わり) 40g
重曹 小さじ半分
水 小さじ1
酢 小さじ1
(以上ベーキングパウダーの代わり)
作り方
生地を作る
- バターを鍋で溶かして、焦げ目をつけます。(初めてのバター焦がし!)
基本弱火で、シリコンへら(木べらでもOK)で混ぜながら加熱します。だんだん泡立って、鍋底が見えなくなるので、焦げすぎないように気を付けます。
うっすら色付いたところで火から下ろすと、あとは余熱で色が濃くなります。 - 卵と砂糖を混ぜ合わせます。泡立て器(ホイッパー)を使います。
- バターの粗熱を取って加え、混ぜます。
- 牛乳とバニラエッセンスを加えて混ぜます。
- 薄力粉+片栗粉をふるって加え、混ぜます。多少粘ったほうがいい気がするので、泡立て器のまま行きます。
- 重曹を水で溶かし(溶け切らないけど)、酢を加えて(シュワーッと泡が出るのは気にしない)、生地に加えます。(なんという適当)
重曹の苦みを酢で中和しよう作戦です。量が足りているかは分かりませんが。 - 混ぜ終わったら、冷蔵庫で15分ほど休ませます。冷えすぎると固まってしまい、焼くのが大変になるので、ほどほどで冷蔵庫から出しましょう。
焼く
ここが肝心です。
使うのは、28㎝のテフロン加工の炒め鍋です。卵焼きで使っているものと同じです。
- 1巻き目。
生地が広がるのにまかせてみたら、卵液よりも広がりにくくて、厚ぼったい感じになっています。次はお玉のおしりで広げよう。
生地にぷつぷつと泡が出てきて、表面が乾いてきたら、端から巻きます。卵焼きみたいに畳もうか、とも思いましたが、卵よりも焼き上がりがしっかりしていて、端から起こすと普通に巻けます。むしろ畳む方が大変そうです。 - 2巻き目。
薄めに広げました。1巻き目で巻いたものは、いったんフライパンから出しています。卵焼きと勝手が違いますが、確かにこの方が、次の生地を広げやすいです。卵液と違って、フライパンを傾けても、焼けた生地の下に流れ込んでくれなさそうだし。 - 3巻き目。
広げた生地の端っこに、芯になる生地をうまく置くと、巻くときに良い感じです。端がぴったり焼き付くので、ゆっくり転がすだけで、驚くほどきれいにフライパンからはがれて巻けていきます。 - 4巻き目。
生地を四角く広げることができれば、巻いた両脇がマシになりそうなんですが、熱で多少は勝手に広がるので、どうしても丸っぽくなります。
4巻きが終わった時点で、この状態です。この、へたくそな着物の襟みたいなのを、次でうまく隠すべし。 - 5巻き目。
ぐるり一周できるように、残りの生地を縦長に伸ばして焼いています。
巻き終わりを焼き付け中。
弱火で焼いていれば、フライパンを濡れ布巾で冷やしたりしなくても、焦げることはありませんでした。良い色です。
出来ました
端っこが、チューリップかバラみたいになっております。
卵焼きだと、端っこの生地はフニャッとくっつき合って、とんがり帽子みたいな様子になりますが、こちらは生地が固いために、まっすぐなままで花びら状になっています。なんとも個性的。(現実逃避)
あ、中心ずれてる。
巻き終わりと次の巻き始めを重ねないで、ぴったり続きから巻けば、きれいに中心が揃ったのかもしれません。
粗熱が取れたら切ってみます。
バウムクーヘン的な美しさが一応出ているのは、棒の真ん中の部分です。
直径5㎝×厚さ1.5㎝くらいの、バウムクーヘンらしい切り身が6切れ出来ました。
端っこのロス率がすごいです。食べますけど。
食べてみた
甘さ控えめのみっしりした生地で、けっこう美味しいです。印象としては、普通の自家製ケーキだね、って感じです。バウムクーヘンの形をしているだけです。
重曹の苦みは、ほとんど出ていなかったので良かったです。少し気配はするので、酢を小さじ2に増やしてもいいかも。
この後、ラップに包んで寝かせて、翌日にはしっとりして食感が良くなりました。
それにしても、端っこが、ねえ・・・(再掲)
これはこれで面白いんですが、卵焼き器で作った方が、明らかに端まで綺麗に出来そうです。
・・・悩ましい。
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