昨年行った、横浜人形の家のひな人形展。
楽しかったし綺麗だったので、今年もやるのかしら、と検索したら・・・
前回ゲストで来ていらした、節句人形工芸士・後藤由香子さんが、昨年中に亡くなられていて、今年は追悼展とのこと。
まじか。
公式
追悼特別企画 『後藤由香子展 ~時空を超えた愛の贈り物~』|横浜人形の家 閉鎖
横浜人形の家
昨年の記事↓
今年の展示内容です
公式サイトを見ると、今年はひな人形だけでは無いようです。
五月飾りも来ますし、テディベアも来ます。(節句人形の方としか思っていなかったので、テディベアは意外)
各種資料も展示されて、「アーティスト」としての後藤由香子さんを丸々紹介する、大きな展覧会となるようです。
本展は、後藤由香子の作品の中から代表的なひな人形や五月人形、テディベアなど未公開作品も含め約30点以上を紹介します。手書き原稿、写真、映像、言葉など、貴重な関係資料とともに、アーティスト後藤由香子のその軌跡をたどれるように構成します。
後藤由香子の表層に触れ、その深層に息づく深い愛に触れていただきたいと思います。
横浜人形の家 – 追悼特別企画 『後藤由香子展 ~時空を超えた愛の贈り物~』より
ひとまずひな人形との再会が楽しみ
ひな人形しか見たことがないものだから、どうしてもそれを思い浮かべてしまうわけですが。
歴史的価値のものではなく、新しいキレイなひな人形というなら、デパートの人形売り場とかでも、たくさん並んでいるのを眺めることはできます。
でも、後藤由香子のおひな様は、一線を画しています。
伝統的な手法が根っこにありながら、新しい表現を積極的に取り入れています。
人形それぞれに、テーマがあり、世界があって、展示の背景なんかも作り込まれています。
伝統的(というか昭和的)な色合い・顔立ちのお雛様と比べたら、奇抜と思える姿でも、世界観に支えられているので、芸術作品と感じられます。
だから、素直に綺麗だな、と見られる。
不思議な感覚です。
この不思議さは、自分が小さい頃に飾っていたお雛様が、感覚として刷り込まれているからだろうなと思います。
「ランドセルって赤じゃないの?」と似たような感覚かと。
そんな不思議さと美しさを味わいに、今年も展示を見に行こうと思います。
展覧会情報
日時: 2018年2月10日(土)~4月8日(日)
9:30〜17:00(最終入館16:30)
観覧料: 大人〈高校生以上〉600円/小人〈小・中学生〉300円
※入館料大人400円/小人200円が含まれています。
公式サイトより
会場: 横浜人形の家 3F 企画展示室
追記:コインロッカーは、100円が戻ってくるタイプです。
展示エリア入り口脇の、トイレ手前にあります。
追記:行ってきました↓
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