とちの記録、続きです。(5日中最終日)
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・うさぎが好きな方にとっては、かなりつらい内容だと思います。(私もしばらく読み返せない気がします)
・人間の医療を連想しながら書いているため、近しい人に何かあった方にも、つらい内容かもしれません。
以上ご了承の上、お読みください。
5/24(入院4日目)
時刻は、メールや着信のタイムスタンプから拾っています。
9:50 病院より着信
とちの呼吸が止まってしまった、と連絡が入りました。調子が上向いてきたと思っていた所なので、ちょっと不意打ちでした。
蘇生処置しているが厳しそう、誰か来れますか、と。
ひとまず私が行くと返事をし、タクシーを呼びました。
(後刻主人が電話で聞いたところ、この着信の本当に直前くらいに、呼吸が止まったそうです)
出掛ける準備をしながら、主人へ連絡。
無理に蘇生はしないことで一致しました。
9:59病院へ電話、蘇生処置の中止をお願いしました。
心臓はまだ動いてるので、このままそっと様子を見る、と言っていただきました。
10:30頃 病院着
案内されて病院内へ。
とちは、既に霊安室的な部屋に移され、棺代わりの箱に入ってタオルを掛けられ、花が添えてありました。
先生曰く、朝一番には起きてはいたが、横倒しになってしまったりしていて、心配していた。その後呼吸が止まった、とのこと。
バリウムのうんこは、結局出てこなかったそうです。
預けていた皿や牧草などを引き取り、会計。
タクシーを呼んでもらい、とちを連れて家に帰りました。
帰りながら、「呼吸停止時は蘇生不要」ときちんと申し合わせておけばよかった、と思っていました。
急変時の処置をどうするかは、人間の入院でも、事前に決めておくことです。(いつどうなるか分からない病状の場合。家族の気が変わったらいつでも変更可能)
とちも急変リスクはかなり高かったのに、そこまで考えられていなかったなあ、と。申し合わせをしていれば、最後の最後まで頑張らせないで済んだだろうなあ、と。
もっとも、蘇生処置に入ったときは、もう意識はなかったというので、本人は苦しいとかはなかったはず、と信じたいです。
帰宅後
とりあえず、しばらくなでてました。まだちょっと温かかった。
毛並みは、生きて動いていた時と、全く変わりません。
冷静なことを言うなら、さっさと冷蔵庫なりで冷やすべきですが、箱ごと冷蔵庫には入りません。
主人が帰るまで保冷剤を入れ、冷房で対応。
箱の上には、牧草・パパイヤ・ペレットを供えました。
主人が帰ってきて、改めてとちをなでながら「頑張ったね」を言い。
タオルに包んでビニールに入れ、埋めてやるまで傷まないように、氷とともに発泡スチロールの箱へしまいました。
とちの帰宅から2日後、主人が休みの土曜日に、主人の実家の庭へ埋葬することとしました。
この闘病中に考えていたこと↓
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