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「となりのトトロ」を久しぶりに見たら、やっぱり良かった

金曜ロードショーで「となりのトトロ」を放送してたのを録画して、すごく久しぶりに観ました。
通しで観たのは小学生以来だと思います。

「お化け屋敷ー!」とか、昔の暮らしぶりとか、いちいちリアルですごく懐かしいです。
私は実際にカマドや井戸を使ったことはないですが、実家の畑の脇に水場ならあって、そこでスイカやトマトを冷やしていました。
他にも、風呂場の床がタイル張りだったなとか、細かいことを思い出します。

おばあの方言も、しみました。
私の実家の辺りの言葉とは、もちろん違うのですが(トトロは東京の三鷹の辺り、うちは富山県南砺市の山の中)、実家の村のじーさまばーさまたちも、なんかこんな感じだなあ、と懐かしくなりました。
戻って住みたいか、となるとまた別問題ですが・・良くも悪くも、ご近所のつながりが濃ゆいので。村全体がご近所な勢いです。

でも、メイちゃんを捜索する辺りでは、こういうご近所の力をすごく感じました。どの子も地域の子供であり、なんだかんだ皆が大事に思っている、というのが良く出ています。
今だと警察に通報して終わり、なのでしょうけど、作中の年代は、たぶん地域で何とかするのが当たり前の時代です。

今でも、たとえば災害で色々寸断されたら、同じような状況になるのでしょう。そのとき、自分は彼らほどの行動力や知恵があるかしら、と思わず省みてしまいました。

あとは細かい話。

トトロが傘のお礼にくれた包み、ドングリ的なのが色々出てきた中に、栃の実も含まれてました。まさかの知ってる顔でした。嬉しい。

ネコバスのおなかを真下から仰ぎ見たときに、おへそとふぐりが付いていることに初めて気づきました。
なんかそういう生殖とか性別とかを超越した子だと勝手に思っていたので、雄だったのか! とやられた気分です。うちのうさぎと同じだったのかと。

全体的に、人々がみんな表情豊かで楽しかったです。嬉しい、楽しい、から、不安、やるせない、まで、どれもストレートに来て気持ち良い。
特に「嬉しい楽しい」のときの目がキラキラで、たまらんです。元気が出ました。

そんなとこでした。

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