北海道旅行で納沙布岬へ行った帰り、根室で昼食にエスカロップを食べました。
海鮮も評価が高いので迷ったけど、風が強くて寒い日だったので、温かい食事へ。
これが絶妙に美味しかったので紹介です。
エスカロップとは?
根室発祥の洋食です。
炒めたライスの上に、薄切り豚肉のトンカツを乗せ、ドミグラスソースをかけて、サラダを添えたものです。
炒めライスには、ケチャップとバターの2種類あるそうですが、バターライスが主流とのことです。
元祖の有名店「食事と喫茶 どりあん」に行ってみました
調度や飾りがレトロで凝ってて、居心地の良いお店でした。サボテンも飾ってありました。
エスカロップ、実物はこんなのです。フォークで食べます。
カツは一見多いですが、薄めなので、意外と軽く食べられます。
ドミグラスソースも、くどくなく丁度良いです。
ごはんはスープで炊き込んであるのか、味わい深いです。
バターライスというけど油っぽくはありません。
細かく刻んだタケノコ(聞いた)が混ぜ込んであり、食感のアクセントになっています。こういう粒々感、好きです。
ボリューミーなのが良い人には、1300円くらいで、カツが分厚いスペシャル版もありました。(メニューうろ覚え)
エスカロップだけではなく、ハンバーグとか、ハヤシライス的なのとか、パスタやサンドイッチもメニューにありました。
コーヒーやソーダやパフェなど喫茶メニューも。
有名メニューはあるけれど、決してそれだけではない、とても気の利いた喫茶店だという印象でした。
機会があったらまた行きたいです。
どりあんへのアクセス
根室駅から、徒歩10分程度です。(地図の南側に根室駅があります)
納沙布岬から戻ってくる路線バスでは、市立病院前の次のバス停、「弥栄町1丁目」が最寄りです。
市立病院前 → 弥栄町1丁目 → 市役所前 → 駅前ターミナル、と停車します。
参考 路線バス時刻表|根室交通株式会社
で、弥栄町1丁目バス停の、すぐそばのイオンを通り抜けた裏、車道を挟んで斜め向かいに、どりあんがあります。
店頭には、主要メニューの食品サンプルが並んでいます。(写真すっかり撮り忘れていますorz)
営業時間
食べログより、2017年9月時点の情報です。
営業時間 8:00~21:00(L.O.20:50)
定休日 火曜(祝日の場合は営業 GW・年末年始・盆時期は営業)
余談:エスカロップの発祥(ざっくり)
横浜で修行してた北海道出身のシェフが、喫茶モンブラン(どりあんの前身)にスカウトされて地元に戻り、ここでエスカロップを考案した・・・という話です。
私は横浜に住んでいるので、横浜と繋がった! と目が点になりながら読みました。(テーブルのメニューと一緒に、誕生秘話を書いたものが置いてありました)
エスカロップという言葉自体は、フランス語の「肉や魚の薄切り」という意味があるそうです。だからカツが薄めなんですね。
でも、メニューの命名のもとになったのは、「エスカロッピーニ」というイタリア風料理なんだそうです。前述のシェフは、東京・新橋でも働いていたことがあり、そこで出していた「エスカロッピーニ」を元にしたという説があるそうです。
参考はこちらです。詳しく書いてあるので、ご興味あればどうぞ。 → エスカロップという根室名物料理|北海道ファンマガジン
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