うちのあんこは、分類としては「つぶあん」だと思います。(漉していないので)
で、甘さは控え目です。
今回は、
・シャトルシェフを使う
・煮こぼさない
・白砂糖ではなく三温糖を使う
と、今までと違った方法で作ってみます。
ちなみに煮こぼさないのは、祖母のやりかたを真似しました。他は自己流。
★その2を書きました↓
材料
今回は以下の分量で、480g出来ました。
・小豆 160g
ベットボトルに残っていた使いかけに、新しいものを足しました。
・三温糖 90g
無ければ白砂糖でも。
・塩 1gとかそれくらい
ぶっちゃけ、この分量に対して1gでは、塩気は全然感じません。もっと入れれば、塩の気配が分かって、ぐっと食事っぽいあんこになります。お好みでどうぞ。
作ります
煮始め
8:25
小豆を洗って、かぶるくらいの水で煮始めます。
(シャトルシェフの容量は3Lです)
8:40
沸騰して約10分、これくらいの状態で、とりあえず外鍋に入れました。保温時間は手探り状態です。
保温中・・・
9:00
20分ほどで様子を見てみたら、水がほとんどなくなっている!
浸水してないから吸いますよね、考えてみれば。
水を足して再沸騰して、再び保温です。
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10:20
一時間ちょっと経ちました。
まだしっかりした食感。味噌汁ならギリギリ行けるかな、という程度です。
再沸騰、保温。
ちなみに今回は、鍋に対して水分量が少ないので、温度が下がりやすいです。だから、気にして途中で火を入れるわけです。
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11:50
さらに1時間半くらい経ちました。どうだ!?
だいぶ割れてきて、食べた感じも柔らかいですが、つぶしてあんこにするにはもう少しな感じです。
だんだん、いつもこんなに時間かかってたっけ、って気がしてきます。
ちょっとグツグツ煮てみます。
シャトルシェフだとこのグツグツがないから、豆が崩れにくい、とか・・・?
ぞれにしたって柔らかくなってくれればそれで良いんだが。
10分ほど煮て、保温します。
仕上げ
13:50
さらに2時間近く経過。
もういいでしょ! さすがに!
さじで鍋肌に擦りつけて潰しつつ、砂糖と塩を入れていきます。
やっとあんこらしくなってきました。
さらに潰しつつ煮詰めて、あんこの表面に水が溜まっている感じが、ほぼなくなったら仕上がりとしました。
結局、煮始めから仕上がりまで、5時間と40分も掛かりました。なんでこうなった。(反省は後ほど)
~~~~~~
ジャムと同じく、あんこも冷めると固くなります。おにぎり状に握ってかじれそう、とまではいきませんが、海辺の砂山みたいに積み上げられる固さです。
ラップに包んで冷凍保管するには扱いやすいですが、用途によっては、もっと水分を残して仕上げる方が良いでしょう。
保管用に包み、すぐ食べる分はタッパーに入れました。
最終的に、480gのあんこが出来ました。
味見の時間
やや赤みの強いあんこになりました。
なんだか妙に味わい深くて美味しいです。
渋が転じて旨味になったのか、あるいは三温糖のおかげなのかは判断つきませんが。
お菓子も良いですし、餅にまぶすなど食事的な用途にも、すごく合いそうなあんこです。
お約束の薄味だからってこともあり、パクパク食べたくなります。
甘い方が良ければ、砂糖を足して調整です。
味わいは、人によっては癖がある、と感じるかも。心配だったらゆでこぼすか、少量作って味見するようお願いします。
あと、粒々感が、けっこうしっかり残っています。それはそれで美味しいんですが。
古い方の豆は、買って2年かそれ以上たっていたので、水に浸けてから煮た方が、簡単に柔らかくなったかもしれません。
旦那からは、なんかワイルドな味だね、と感想をいただきました。美味しいそうです。
黙って味見してもらったところ、ゆでこぼしをしていないのは分からなかったそうです。しめしめ。
翌朝あんこチーズトーストにしましたが、普通に美味しかったです。
まとめ
シャトルシェフでのあんこ作り、今回の反省点と要点です。
・というか、ゆでこぼさないならがっつり吸水させても良さそう
・煮る水は多めに(吸水しない場合は特に)
・保温は累計5時間近く(吸水してれば短くて済んだと思う)
・最後は手でつぶした
・砂糖は小豆の60%重量くらいで美味しい(薄味)
・小豆160g+砂糖90g → あんこ480g出来た
そういえば祖母のやり方だと、前日に水だけで煮ておいて、当日再び火を入れて味を付ける、という方法でした。この方が柔らかくなるのかなあ。(手間はかかりますが)
さらに思い出したのが、煮る前に4~5時間くらい水に浸けるって言ってました。そりゃ柔らかくなるわけだ。(一般的には浸けなくていいって言いますけどね)
シャトルシェフのグツグツしないのが、あんこを作るにはやりづらい気もしつつ、やっぱり火の番しないで放っておけるのはラクでした。
逆に、粒をきれいに残したあんこを作るには、シャトルシェフはうってつけだと思います。
以上です。
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