前回の反省を(一部)生かして、また作ったので書きます。配合や手順が少し違うので、この記事を参考に作るのがオススメです。
煮る前に豆を吸水させることと、砂糖の配合、塩加減、を意識しました。
前回:
今回の材料
小豆 180g(収穫から2年くらい経ってる)
砂糖 適当(最終的に90g)(三温糖50+白砂糖40)
塩 適当(最終的に4gくらい)
※砂糖はごく控え目の量となっています。
甘いパン生地ではなく、プレーンな白生地がオススメです。塩味が効いて甘みは少ない「おやき」あるいは「食事」みたいなあんパンになります。最初は少しびっくりすると思いますが、慣れると美味しいです。
「普通」のあんパンにするには、砂糖多め、塩少な目で調整してください。
作ります
吸水
12:10
5時間後です。膨れてますか? ちょっと膨れましたね。
寄って見ると、割れている粒もあります。最終的には潰すので、気にせず行きます。
煮始め
吸水していた水ごと鍋に入れ、さらに水を足して、たっぷりにしました。
ここから10分ほど、ゆるく沸騰を続けます。火を止める直前はこんな感じ。
12:28、保温開始しました。
保温中・・・
13:56
保温開始から1時間半ほど経ちました。
豆はまだ割れていなくて、食べごたえもあります。味噌汁の実なら丁度良い状態。
再沸騰させて、14時過ぎに再び保温鍋に入れました。
~~~~~~
豆、割れてきました。
食べた感じも、まあ柔らかくて、良いような気がします。
あんこに潰すには、もう少し柔らかい方が良いかどうか、迷うところですが。
とりあえず再沸騰。
味付け
再保温はせず、このまま味をつけることに決めました。
水が多すぎるので、すくって減らします。(煮詰めても良いんだろうけど、水が多いと面倒)
汁は別の容器に取っておいて、このあとかたくなりすぎたら足します。
ていうか、粒、しぶとそうです。もっと煮とけばよかったか。と思いながら匙でつぶす。
味見して足りないので、白砂糖40g、塩2g追加。(今回、三温糖と白砂糖が半々くらいを目指しています。どこでどの砂糖を入れるかは適当です)
さらに三温糖10g追加。
水分が飛び過ぎてる感じがしてきたので、途中2回ほど、汁を戻しました。
完成
16:05
出来ました。塩気が美味しいあんこになりました。
白砂糖と混ぜたことで、期待通り三温糖の味は少なくなり、すっきりした甘さに感じます。
旦那には、すごく甘さ控えめだと言われました。パンに乗せるならこのまま、お汁粉にするなら砂糖を足すべし、という感じです。
冷めたら保存用に詰めます。
全量540gくらいになりました。
まとめ
前回も今回も、収穫から少なくとも1年以上たった、古い豆を使っています。(古いって言うのも語弊がありますが。普通に美味しいし)
前回は、5時間保温して、ようやく今回くらいの煮え具合でした。なので、今回、吸水した効果はありました。
でも、保温3時間では少々足りませんでした。あと1時間くらいほしいです。あるいは、吸水時間を一晩くらいに増やすか。
きっとそれで、気持ちよく豆がつぶれてくれる気がします。
という感じで、今回のまとめです。
吸水 5時間
保温 1.5+1.5時間=3時間
世話や味付け 1時間くらい
全工程 約9時間
小豆180g+砂糖90g+塩4g → 出来上がり540g
【良かった点】
吸水したら煮えが良かった(2年ほど経っている豆だった)
三温糖の割合を減らしたことで(白砂糖と半々)、三温糖の味が前面に出なくて自然な味わいになった(と思う)
塩気が美味しい
【反省点】
保温はもう少し長い方が良かった。又は吸水をもっと長くするべし(若干豆が固かった)
砂糖の量、もう少し多くても良かった(110gとか)
蛇足ですが、砂糖の量は、今回もイチから目分量でゴソゴソしてました。前回せっかく割合をメモったのに。
結果、数字で見ても、前回より微妙に薄味になったようです。塩気は効いたので美味しいんですが。
というわけで、せっかく書いてるんだから復習をしましょう。(←次回も見ない確率50%)
終わります。
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