ブログ内の記事をピックアップして表示するとき、そのピックアップのしかたには、いくつかの方法があります。
新しいものから順に数記事拾ったり、同じカテゴリー内からランダムに表示したり。高度なものだと、この記事を見ている人は他にどの記事を見ているかをデータ分析して、関連性の高いものを表示したり。
あまりたくさん表示すると、見づらくなったり重たくなったりするので、適度なラインを見極めていきたいものです。
それぞれの方法について、利点と欠点があると思うので、考えたことをまとめておきます。
記事ピックアップ自体を表示する意義
読みたい記事を選ぶ手間をショートカットできる可能性があります。(カテゴリーから探すのは手順が多いです)
簡単に別の記事へ飛べれば、ブログ内を歩き回ってくれる率も高くなります。
新着記事
最新情報がパッと分かりますし、このブログは最近更新されているのか?も分かります。
新着チェックしたい常連さんにも見やすそうです。
ニュースサイトなどの、情報の鮮度が特に重要なサイトでは、大きな意味があると思います。
対して、うちのような雑記ブログだったり、ハウツーなどの記事が古びないサイトであれば、新着はご挨拶程度かもしれません。
人気記事
他人が読んでるものを私も見たい、というニーズを汲み取れます。周りと合わせたい、という心理は、特に日本人では多そうです。
また、読んでいる人が多い記事であれば、訪問者の興味に合致する可能性が、相対的に高いです。
一日ごとにランキングされていて毎日変わったり、カテゴリーごとにランキングされていると、面白さが増します。
一方、せいぜい5~10記事くらいの表示でしょうから、その場ではすぐに見終わっちゃったりします。
人気記事が特に有用なのは、レビューブログやニュースサイトかなと思います。
一方、うちみたいな雑記ブログでは、来られた方それぞれ興味が違いますから、マッチしないと寒い可能性もあります。実際、当ブログで人気一位は木下サーカス(2017横浜、超局所的)、旧ブログの一番人気は・いたち川(ニッチだなあ)、です。(2017年3月末現在)
関連記事
同じカテゴリーの記事をランダムに表示する、同じカテゴリーの人気順、データ分析による関連記事表示、などと幾つかの方法があります。
記事に関連付けることで、訪問者の興味に合致する可能性が高いです。
これはどんなブログでも共通かと思います。
一方、ピックアップの方法によっては、さっき見た記事ばかり並んでる、って状態にもなり得ます。
データ分析による関連記事の表示とは?
プラグインを使って表示させるものです。ものによっては、非常に精度の高い表示をできるそうです。
特にニュースサイトや雑記ブログ等の、雑多な情報を含んだサイトでは、一見ジャンル違いな記事同士の、思わぬ関連性が分析されることもありそうです。
ランダムピックアップ
投稿日や記事内容に関係なく表示するので、レアなニーズを掘り出せる可能性があります。
また、ブログ内を巡回してくれるファンのハートを、より掴める可能性があります。
人気や関連に比べて、訪問者のニーズに合致する「確率」としては低くなりそうです。
記事数の少ない若いブログや、人気や関連を計算するほどのアクセスデータがないようなブログでも、ランダム表示なら、入れると面白い気がします。
また、2ちゃんねるのまとめみたいな、読ませてなんぼのサイトでは有用性が高そうです。
あとがき
個人的には、ランダムピックアップが好きで、面白いと思ったブログにそういうのがあると、喜んで延々サーフィンしたりします。ブログそれぞれ、ピックアップ記事の表示方法や配置は色々で、研究すると面白いのかもな、とも思います。
当ブログは今のところ、テーマデフォルトの関連記事表示機能を使っています。これは同じカテゴリーの記事をランダムに表示するものですが、そのうちサイト全体からのランダム表示とか、親カテゴリーからのランダム表示、あるいはデータ分析による関連記事表示など、見合った方法を探していきたいです。これもブログ運営の楽しみの一つです。
追記:その後の状況
↓ランダム記事表示を導入してみた効果を、記事後半に書いてます。当記事から2か月後。
↓関連記事の表示を変えた事について記載あります。5か月後。
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