前回こんな記事を書きましたが。
親指シフトで「使いやすい」キー配置のキーボードと、「まあまあ」のキーボードで、実際どれくらい使いやすさが違うものか、写真を撮ってみました。
あとは、「使いやすい」キーボードを増やせる魔法を紹介します。
その利点と欠点も書いてみます。
写真で使いやすさを比べてみよう
右手人差し指で、ホームポジション「J」、ひとつ隣「H」、一番遠い「Y」を押してみます。
使いやすいキーボード
まずは私のメイン機。
ホームポジション。
(埃っぽいんじゃないの、画像加工で光を加減したらザラザラになっただけなの・・・)
まあまあなキーボード
続いて、多数派な配置のキーボード。
ローマ字入力なら、左手でYを打つなど、やりくりもできます。
が、親指シフトでは、左右の親指と文字キーとの対応があるので、そうもいきません。
なので、親指に当てるキーの配置は重要なのです。
親指シフト専用のキーボードなら、親指キーがど真ん中にあるので、きっと快適なんですけどね。
orzレイアウトの話
と、結構つらかった先ほどのキーボードが、楽になる方法があります。
文字キーの配列を変えるのです。
具体的には、右手を1キー分だけ、まるっと右へずらします。
つまり、ホームポジションの右手人差し指が、「K」のキーになります。
一番右端のキーがあふれるのは、空いた中央の列に持ってきます。
これをorzレイアウトといいます。
(NICOLA配列)
↓
(orz配列)
(Wikipediaの画像を改変したものです。「親指タイピング」サイトの「入門編」で使っている画像です)
公式:orzレイアウト | JIS日本語キーボードでも親指シフトを楽チンに
orzレイアウトのときの手の位置
先ほどのノートPCだと、手はこんな感じになります。KとJのキー。
このorz配列は、親指シフト界隈では有名みたいです。パソコン雑誌に紹介されたこともあるとか。
Lacaille、Karabiner、やまぶきR、DvorakJ用の配列定義ファイルが、上記公式サイトからダウンロードできます。
(この配列定義ファイルでは、英字入力のキー配置も、右へずらしてあるようです)
難点は、ホームポジションのガイドとなるポッチと、実際の手の位置がずれること。
ですが、orz配列に本気で惚れたなら、以下の記事が参考になりそうです。(orzレイアウト考案者さんのブログです)
親指シフト orzレイアウトのホームポジションキートップの印がほしい! – ものくろぼっくす
ちなみに私は↓
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