実家にいたころは、その辺の山で採れた山菜が、食卓に上るのは当たり前でした。家を出てからも、特に近年はほぼ毎年、実家から送ってくれるくぐみを大量に茹でては食べています。その経験から、くぐみの下処理について、前回記事に書きました。
実家では家族が多かったので、あまり調理にバリエーションを付けなくても売り切れていたと思います。まずはマヨ醤油、たまには天ぷらにしてみるか、余ったら炒め物にするか、くらいだった記憶です。
今は基本的に主人と二人で消費するため、バリエーションをつけたくなります。実家で食べていた調理法以外をするのは、ちょっとした冒険です。
そんな感じで今回は、自分でくぐみを料理した履歴をまとめました。
※この記事は、旧ブログの「山菜関係」カテゴリーから、くぐみ(こごみ)の話題をまとめ直したものです。
ゆでたくぐみをそのまま食べる
マヨ醤油が最強
採れたてのくぐみは、まずはマヨネーズと醤油です。くぐみの香り、軸や頭がしっかり太い食べごたえ、噛んでいると少し出てくるぬめり感、全部がマヨ醤油に絶妙に合います。
実家では、大鉢でドカンと出されたくぐみを、めいめい皿に取って、マヨを垂らして、醤油をかけます。事前に混ぜたりもせず、それぞれが好きなようにつけていました。
胡麻ドレッシングは?
マヨが合うなら、と思って掛けてみましたが、意外と微妙でした。くぐみの香りとドレッシングの香味がケンカする感じです。
ゆでたくぐみを改めて加工する
豚肉とマイタケで炒め煮
これは美味しかったです。味付けは、醬油とみりんと砂糖くらいだったと思います。
温かくて薄味だと、マヨ醤油よりも、パクパクたくさん食べることができました。
人参と油揚げで常備菜
冷凍ストックのくぐみで作りました。くぐみの香りがして、甘辛で、箸が進みます。
【作り方(ざっくり)】
- くぐみを袋ごと水に浸けて解凍し、まな板に出します。若干頭が凍ったままで、シャリシャリしていても、切ってるうちに溶けてきます。
- 人参と油揚げを短冊に切ります。くぐみも同じくらいの長さに切って、水気を絞ります。
- ごま油で、人参から炒め、くぐみを加えて、油揚げを加えます。
- ほんだし+醤油+味醂で味を付けます。
- 汁気がおよそ飛んだら完成です。
炊き込みご飯
なぜくぐみを入れた、と突っ込みたいですが、どうやら冷蔵庫に残っていたのを使い切りたかったようです。
くぐみの他に、黒米とレンズ豆とブリが入っています。
見た目が非常にアレなんですが、味は美味しかったんです。塩加減もブリの味わいも良いし。くぐみを噛んでいると出てくるぬめり感がごはんと絡んで、ちょっと食感がなめらかだし。
詳しく知りたい猛者は、下記の旧ブログ参考記事(上から2個目)へどうぞ。
以上です。
関連記事
参考記事(旧ブログ)
・冷凍くぐみ(こごみ)で常備菜
・ 黒米とレンズ豆とくぐみとブリ
・くぐみ(こごみ)~冷凍保存についてと、ゴマドレッシングは微妙だった話
・くぐみ(こごみ)の豚肉炒め
・くぐみ!(こごみのことです)~ゆで方およびマヨ醤油が合う話
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