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【凍結胚移植】前処置と当日とその後の体調【ほとんど痛くないよ!】

※この記事は、不妊治療ブログへコピー・再編集しています。

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続きです。

今回行うのは、胚盤胞移植。受精後5日ほど育てたものです。最も状態の良い物を戻します。

前の記事↓

【凍結胚移植】日程と投薬の覚え書き【痛くないよ!】
専用ブログで見る 今度は痛くない! 面倒だけど! (←こら) というわけで続きです。   ちなみに前回から間が開いたのは、採卵の翌周期の排卵・・・
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SEET法(day19)

胚移植の前処置として、移植3日前に行いました。

ていうかSEET法って何?

前もって子宮内に、受精卵を育てる培養液を注入することで、子宮内膜が刺激され、着床率が上がるそうです。
色んな事考えるなー。(もはや感心しかない)
 

と、自分のクリニックで説明を受けたときはそんな感想でしたが、この記事のためにググったら、SEET法を開発したクリニックによる説明ページがヒットしました。
かなり自然の経過に近い方法で驚きました。
高度不妊治療 -SEET(シート)法・二段階胚移植-英ウィメンズクリニック

自然妊娠の場合、受精卵は卵管内で細胞分裂しながら、子宮側の準備を促すシグナル物質を分泌しているそうです。
体外受精の場合、この物質は、受精卵の培養液中に分泌されます。
このシグナル物質を含んだ培養液を、前もって子宮に戻してやることで、自然な形で準備を促し、着床率が上がる、とのことです。

SEET法をやらなくても、妊娠はできますが・・・
普通だと着床68%/妊娠成立56%なのが、SEET法だと着床92%/妊娠成立80%だそうです。すごい! (←150名の患者を対象とした研究データ。年齢構成は不明:2段階胚移植~SEET法へ – 英ウィメンズクリニック院長へのインタビュー|不妊.TVより)

処置です

話があっち行きましたが。

このSEET法は、いつもの内診台で処置を受けました。
ただし消毒や器具は、いつものエコーより大仰です。(そりゃそうだ)

チューブを入れるんで、多少きついですが、痛みはほとんどなかったです。
出血も全然なかったと記憶しています。
処置後の抗菌薬内服もナシ。

子宮鏡なんかと比べたら全然楽でした。

胚移植当日(day21)

移植は午後からでした。(採卵午前、移植は午後、との流れがある模様)
今回は胚盤胞移植。受精から5日目の受精卵を戻します。

処置前

受付を済ませた後、最初に先生と話がありました。
ここで受精卵の写真も見せてもらえました。卵の殻(透明体)に切れ目が入った状態と、そこから中身が少し出てる状態。

カラに切れ目を入れるのは、アシストハッチング法というそうで、自力でカラを破らなくて良い分、着床しやすくなるそうです。
受精卵の解凍から、こうした準備もあるので、予約が午後なんですね。

その後、黄体ホルモンの採血。
そのまま準備室(回復室)へ案内されました。

で、トイレ・着替え(全部脱いで手術着) → 待機 → 移植、となります。

移植

看護師さんと氏名・生年月日確認。(旦那の氏名も)
処置室(手術室)へ入り、培養士さんとも同じ事を確認。

処置台に寝て見える場所にモニターがあり、受精卵の映像が出ていました。
カラに切れ目を入れた部分から、中身が半分くらい出て、だるま型に見えます。

台に乗って(足は固定)、消毒して、移植の経路セッティング。
チューブが通ると、おなかの奥に鈍い痛みがありました。SEET法の時はあんまり感じなかったのになあ。
とはいえ、痛みは採卵の時ほど鋭くないです。それだからか、看護師さんも手を握ってくれる様子なし(←ちょっと寂しかった(爆)
ひたすら深呼吸、力を入れてはいけないと自己暗示。
やっぱり子宮鏡よりはマシです。

セッティングが済んだら、培養士さんが受精卵を培養液から吸って持って来てくれたようです。
モニターに映る受精卵が、ガラス管らしきのに吸われていきました。
 

これが通常は体内で起きており、何ヵ月か仲良くしてれば妊娠成立するんだからすごいもんだ、と思います。
とか余計な事考えてたら、腹の重いのとかはどっか行きました。
 

処置はたぶん5分くらいで終了。(体感)
起き上がってから、受精卵が戻された時の子宮エコーを見せてもらえました。受精卵から影が伸びて見えるんです、言われてみれば確かに。
並行して、万一受精卵が培養液中に残ってないか、培養士さんが確認。問題なかったので終了。あっという間でした。

処置後

処置後、回復室の自分のブースへ戻り、20分の安静です。
その後、トイレで出血ないことを確認。(トイレットペーパーを当てても全く付きませんでした。ちなみに今回はガーゼは入ってません。刺したわけではないから、だと)
問題ないので着替え。最初の受付から1時間ほど経っていました。
 

その後、再度先生から話があって、薬3種は継続で、終了となりました。
採卵ほどぐったりしなかった! 所要時間は同程度だったと思いますが。

カフェで休憩して、ペットショップのうさぎを眺めて帰る程度の余裕がありました。

移植後の体調

ホルモン補充のせいだか、めでたく着床して体内の配線が変わりつつあるのか、さっぱり分かりませんが眠い&おなかすきます。
おなかがすきすぎると気持ち悪いような気もしますが、きっと気のせい、もしくは薬のせいです。
体温が体感的に高いのも薬のせいでしょう。
胸がいつもより張ってる気がするのも薬のせいですね。(←平静を装う)

お腹はほとんど痛くないです。
時々シクシクしますが、ごく軽いので、冷えた程度の痛み(というほどでもないが)と思っています。
実際温めると楽になりますし、座って休憩だけで落ち着くこともあります。

いつもの高温期に毛が生えた程度の体調です。

今後について

このあと、移植1週間後に妊娠判定、すなわち着床したかどうかをみます。
これは採血で確認します。
妊娠週数でいうと、3週最終日頃です。

その後もたぶん、時々採血やエコーで様子を見ます。

そして、心拍確認できるほど育ってくるのが、6週頃。
そこからもう数週経過を見て、初期流産に関してはもう大丈夫そう、と判断された時点で産婦人科へ転院になります。
 

さて。

今後、着床したとか順調とかいう話は、ブログへアップするのは、少なくとも親へ報告した後にしようと思います。気分の問題ですが。
クリニック卒業して一安心したところで、になるかと思います。
しばらく何も書かなかったら、まあ良い感じなんだろうと思っといてください。

逆に、移植からやり直し! となったら、ここへ吐き出します。
これは私が書きたいだけなので、知り合いの方はゆるく流してくださいまし。
リアクションを求めているわけではないし、求められても困ると思うので。
 

そんなとこです!
超初期の段階であれこれ心配しても仕方ないので、重い物と腹への振動だけ注意しつつ、普通に生きていきます。

不妊治療関係
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