釧路湿原近くの、鶴居どさんこ牧場で、45分コースのホーストレッキングを体験してきた感想です。
楽しかったです! 親切で明るいガイドのお姉さんが先導してくださいました。
正式名「北海道和種馬」
体高130cmくらいの、やや小柄な馬。
歩く時の上下動が少なく、性格は温厚で、乗りやすい馬です。
参考 牧場について – 鶴居どさんこ牧場、ホーストレッキング参加要綱
馬に乗るまでの流れ(ざっくり)
まずは、カフェ兼宿泊所の建物で受付。
先に書面で注意事項を読んで、同意書にサインします。
余計な荷物を預けた後、馬場へ案内され、
長靴・ヘルメット・手袋を借りて身に着け、
馬の乗り方・降り方の説明を受けて、めいめい騎乗します。(牧場の方が横についててくれます)
馬場内を、引いてもらって少し歩き、ガイドさんの馬と私たちの馬を綱で繋いだら、いざお散歩に出発です!
馬です!
私が乗せてもらった子です。まつげ長い!
以下、感動のままに書いていきます。
けっこうおとなしい
準備のために手綱を繋ぎ替えるとか、鐙を鞍に上げ下ろしするとか、周囲で操作されても大人しくしてます。
調教されて慣れているって事なんでしょうけど。
うさぎじゃこうはいかない気がします。
足腰めっちゃしっかりしてる
乗る時、馬の片側に全体重をかける形になりますが、びくともしません。
ものすごい安定感。
目のつき方がうさぎと同じ
顔の正面でなく両脇です。
当たり前なんですが、草食動物だ! と親近感。
けっこう揺れる
上下動は少なめといいますが、それでも歩くとなかなかの縦揺れです。
チャリで石ゴロゴロの河原を行く感じ?
背の高い馬はもっと揺れるって事ですね。
鞍にお尻をベッタリ付けず、自転車の立ち乗りみたいに足を踏ん張ると良いそうです。
私は鐙から足がずれたりしてたんで、上手にできてはいなかった感じです。
けっこう筋力が要る
主に体幹と脚。
ガチガチに緊張する必要はないですが、支えてないと普通に落ちる、と思いました。(どこを支えて、どこは力を抜いて良いか、歩くうちに何となく慣れました)
わたしは昨年来、自宅でゆるく筋トレを続けています。
今回その効果を実感したし、長時間乗るにはまだまだ足りない、とも思いました。
藪にズカズカ入っていく
人間が藪漕ぎしなくても良いわけですよ。
徒歩ではためらう草丈の中へ、ざくざく入っていけるので楽しいです。
開拓時代とか、これほんと助かったんだろうなあ、と思います。
慎重派
知らない藪には、馬は自ら入って行かないそうです。
牧場は釧路湿原のそばで、牧草地のすぐ脇にも湿地帯があるそうですが、そういう所にも入っていかないそうです。
また、食べたらやばい草(トリカブトとか)は見分けて、決して食べないそうです。
頭が良いです!
歩きながらウンコする
器用であります。
うさぎも跳ねながらウンコすることがあるので、ここは親近感です。
隙あらば草が食べたい
手綱が緩んでいると、その辺の草に口が届いちゃって、操作する側としては「おっとっと」ってなります。今回はガイドさんの馬に縄で繋がっていたので、私たちは真剣に操作しなくても何とかなったわけですが。
手綱は緩むものなので、適宜持ち直しながら行きます。
これもうさぎと親近感を感じるところです。隙あらば家具とかかじりたい。(やめてくれ)
景色が良い!
牧草地をぐるりと歩き、途中でちょっとした坂道や、車道の横断もあるようなコース取りでした。
風は強いけど晴れた日だったので、すごく気持ちが良かったです。目線が! 高い! 空が広い!
馬はプロでした
初めて長時間馬と接するにあたり、うちのうさぎに対するように接すれば良い、と思って行きましたが、そんなの恐れ多かったです。
お仕事として乗せてくれてる、と認識しました。
こちらは引き馬に乗ったことがある程度の素人です。
うちのうさぎは、甘っちょろい環境しか知らないお座敷ペットです。
対してどさんこたちは、北海道の大自然の中で暮らしており、頼もしいたくましさを感じました。不慣れな私たちを、黙々と運んでくれました。
記念撮影。
ありがとう! また来たいです。
乗馬コースについて
鶴居どさんこ牧場のトレッキングツアーは、1日(5時間)・半日(2時間)・45分・引き馬、の4コースあります。(2017年9月現在)
1日・半日は要予約、45分・引き馬は当日受付です。
当日受付のコースは、予約状況により実施できない場合があるそうなので、行く前に電話で確認しましょう。
また、私たちが体験した45分コースは、2時間コースの合間にやってるようで、こちらの都合で時間をお願いできるわけではなかったです。
詳しくは牧場にお訊ねくださいませ。
場所はこちら。南側に釧路湿原が広がり、さらに南が釧路市街です。
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