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人間国宝・平田郷陽作の人形が、ふっくりして本当にかわいい!【横浜人形の家】

平田郷陽(ごうよう)は、昭和に活躍した人形作家です。
昭和30年には人間国宝に選ばれています。

父親も人形師(初代郷陽)で、彼は2代目。
父を継いで、「生き人形」と呼ばれる、リアルな表現の創作人形を作りました。
木彫りで作った本体に、衣装を着せる、という作り方です。
 

この方の人形、何年か前に企画展で見て、すごく感動したんですが。
今回横浜人形の家に行ったら、3階の常設展にたくさん並んでいるではないですか。
撮りましたよもう。
(フラッシュなしなら撮影OK・個人ブログへのアップOKと確認済です)

2018/7/26更新:
2018年の、横浜人形の家コレクション展 『人間国宝 平田郷陽』は、7/22をもって終了しました。
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平田郷陽の作品(一部)

文章ばかり書いても仕方ないので写真貼ります。

有名な作品。赤ん坊ですね。
泣く児
「泣く児」(なくこ) 1936年(昭和11年)

小さい作品ながら、今にも泣き声が聞こえそうで、生命力を感じます。
眉間のシワが愛おしすぎる。
 

私が特に好きなのは、小雀と会話してるようなこの子です。
幼い手で一生懸命持って、何か話しかけている様子なのが、すごいかわいいです。
小雀

小雀(アップ)
「小雀」 1955~1974年(昭和30~40年代)

女の子もいます。
こちらもかわいい。(瞳の色が剥げちゃってる? のは、脳内で補いましょう)
陽射
「陽射」(ひざし) 1965~1974年(昭和40年代)
 

あと、これも好きです。
なんてやんちゃ坊主。
児戯興趣
「児戯興趣」 1939年(昭和14年)

この二人、木の枠には乗せてあるだけです。くっつけてないんですって。
絶妙なバランスと、いたずらっ子なこの表情。
どこから見ても見飽きません。
 

有名なおねえさんも飾られてます。
粧ひ
代表作「粧ひ」(よそおい) 1931年(昭和6年)

でも、子供たちの方が、動きも表情も豊かで、私は好きです。

展示替えもあるようです

以前(たぶん昨年の今頃)は、常設展には上記のお姉さんと、もう一体くらいしか出ていませんでした。
定期的に展示替えをしているようです。

平田郷陽の人形は、どれを見ても、木彫りとは信じられないほど柔らかで、表情豊かで、存在感のある人形たちです。
ぜひ近くでじっくり眺めて欲しいです。
 

参考
常設展展示パネル
平田郷陽 – Wikipedia

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