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カラーユニバーサルデザイン推奨配色セット(第3版)の色コード覚え書き

自サイトで使おうと思って、考案元サイトのRGB値をカラーコードに直しました。
せっかくなんで貼ります。
(全部は使ってないので、直し間違えてるかもしれません。もし変だったら教えてくださいm(_ _)m )

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カラーコード

元データはこれ。東京大学分子細胞生物学研究所 脳神経回路研究分野 が主導で作ったようです。青字でRBG値が書いてあります。
カラーユニバーサルデザイン推奨配色セット(引用)
色覚の多様性に配慮した 案内・サイン・図表等用のカラーユニバーサルデザイン 推奨配色セット|東京大学分子細胞生物学研究所 脳神経回路研究分野より引用。画像は縮小してあります。(大きい画像が見たい・詳しく知りたい方は引用元サイトへ)

アクセントカラー

赤 #ff2800

黄色 #faf500

緑 #35a16b

青 #0041ff

空色 #66ccff

ピンク #ff99a0

オレンジ #ff9900

紫 #9a0079

茶 #663300

ベースカラー

明るいピンク #ffd1d1

クリーム #ffff99

明るい黄緑 #cbf266

明るい空色 #b4ebfa

ベージュ #edc58f

明るい緑 #87e7b0

明るい紫 #c7b2de

無彩色

白 #ffffff

明るいグレー #c8c8cb

グレー #7f878f

黒 #000000

これって何なのか、ちょっと説明

色弱の人や網膜症の人など、色の感じ方が一般と異なる人がいます。白内障なんかは、年取れば誰でもなりますが、これも色の見え方が変わります。
そういう人たちにもある程度の見やすさを、少ない労力で確保できるよう、調査を重ねて作られたのが、この推奨配色セットなんだそうです。

配色セット内の色同士でも、組み合わせによっては見分けにくいものがあります。詳しくは引用元のページに記載があります。
また、パソコンやスマホでは、機種によって色の出方がかなり異なるので、配色表に従ったから絶対安心ってわけでもないそうです。妄信しないでうまく使ってね、ということです。

 

配色セットが制作された背景や考えについては、研究室のHPに、うまいこと書いてあるので引用します。

色盲は色覚についての全盲ではありません。青・赤・緑の3つある視物質遺伝子のうち、いずれかの変異により生じます。残る2つの視物質を使って、かなり広範囲の色が見分けられますが、一部ひじょうに見分けにくい色もあります。

日本人男性の20人に1人、白人の12人に1人は、赤または緑の視物質に変異がある赤緑色盲です。これはAB型の血液型の頻度よりも多いくらいで、日本には約300万人、世界には2億人もの色盲の人がいます。

血液型と同様、色覚にもいろいろなタイプ(色覚型)があります。ひとくちに色盲と呼ばれる人の中にも、実はさまざまなタイプがあり、色の見え方も微妙に差があります。

色盲は「異常」や「障害」ではありません。たまたま少数派であるだけです。一定頻度でこのような色覚型を持つ聴衆や読者、レフェリーが確実にいることを前提にして、グラフ、地図、案内図、製品などさまざまな物のデザインや、ホームページや学会発表のスライド、論文の図版などのプレゼンテーション方法を工夫されることが期待されます。

色覚バリアフリー(旧ページ)|東京大学分子細胞生物学研究所 脳神経回路研究分野 より抜粋

Q:自分には、これがいちばん見分けやすい配色だとは感じられないんですけど・・・?

A:この配色セットは、一般の色覚の人(C型)にとって従来あまり馴染みのなかった色合いを使っている部分があり、多少違和感があるかも知れません。これは、従来の色調が色弱の人などにとって見分けにくく、バリアになっていたのを解消するための工夫です。また、色弱の人のことだけを考えれば、これよりももっと見分けやすい配色を作ることができます。しかしそうすると、一般の人にはもっと違和感が大きい、見分けづらい配色になってしまいます。網膜症や白内障の人についても同様です。特定のタイプの人の使い勝手だけを考えて、他の人が不便になってしまうのは良くありません。なるべく多くの人が同じように見分けやすいように工夫するということは、逆に言えばどのタイプの人にとっても、「自分にとっていちばん見分けやすい」ものにはならないということです。お互いが少しづつ譲り合うことでどの人にも使いやすくするというのが、この配色セットの根底の発想です。

色覚の多様性に配慮した 案内・サイン・図表等用のカラーユニバーサルデザイン 推奨配色セット|東京大学分子細胞生物学研究所 脳神経回路研究分野 Q&Aより

以上、ありがたく使わせていただきます。

 
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