私は便秘傾向で、以前は2~3日に一度が普通、ひどいと5~6日あいてました。
今は毎日ないし中一日、最大開いても3日、といったところです。
仕事をやめてストレスが軽減したとか、食生活が変わったとか、良くなった要因は色々考えられますが、中でも真っ先に手軽に出来たのが「お湯」でした。
温めて飲む
お茶でも何でもいいんですが、温かいものを飲むことです。
ヤカンで沸かしても、レンジでチンでも良いです。
お腹を冷やしても便は出ない
先に下剤について、漢方の先生の受け売りを書きます。
下剤の中でも、腸を刺激して動かすたぐいは、漢方的には「寒」の薬で、おなかを冷やす方に働くそうです。
そもそもおなかが冷えていた場合、これでは逆効果です。冷たい胃腸をさらに冷やすと、余計に縮こまって出なくなるんです。
温める薬と一緒に使うことで、少量の下剤でも効果が出やすくなるそうです。というか、温めるだけで腸が元気に動き始めて、便秘が解消する場合も多いとか。
だったら温める方が良い!
この考え方で行くと、起き抜けに「水」を飲むというのがイマイチに感じられると思います。
コップ一杯の水を飲んで腹を刺激する、といいますが、元々おなかが冷えている場合、やっぱり逆効果ではないかと。
温かいものを飲むと、おなかが温まって、良く動いてくれます。
私も以前は起き抜けに水を飲んでいましたが、それで快便だったかというと、全然でした。
漢方に通い始めた頃、起き抜けに湯を飲むようにしたら、飲んですぐに腸がキュルキュル~と動くのが分かって、ちょっと感激したのを覚えています。
少し熱いけどゴクゴク飲めるくらいの温度が気持ち良いです。
そんなわけで(まとめ)
便秘にはお湯を飲もう! という話でした。
冷えた腸は動かない。運動でも、ウォーミングアップで筋肉を温めないと、動きが悪いですよね。胃腸も筋肉なんで、一緒です。
フルーツやヨーグルトなどを、冷たい状態で一生懸命食べるのも、もしかしたら逆効果かも・・・
だまされたと思ってお湯を飲んでみると、世界が変わるかもしれませんよ。
関連記事
コメント