GW後半初日、混雑ピークの東京駅。北陸新幹線のホームで待っていると、以下のアナウンスが繰り返し聞こえました。
「かがやき号は、あらかじめ指定席券または立ち席特急券をお持ちの方のみご乗車できます・・・」
北陸新幹線のかがやき号は、全席指定席です。はやぶさ・こまち・はやてと同じ。
だから指定席を取れなかったらアウト、としか思っていなかったんですが、立ち席券とはなんぞや?
初めて聞いたので、調べてみました。
立ち席券は、満席になったら発売される、場合がある
立ち席特急券について、JR東日本の公式サイトはこの記載。具体的なことは、あんまり分からんです。
〔はやぶさ〕・〔こまち〕・〔はやて〕・〔かがやき〕においては、満席の場合は立席特急券を発売することがあります。料金は通常期の指定席特急料金から520円引きした額です(ただし、特定特急料金が適用となる区間については、特定特急料金と同じです)。
きっぷあれこれ > 特急券:JR東日本 より
全車指定の新幹線でのみ発売されることと、通常の指定席より520円だけ安い、ということは分かります。
自由席のある列車では、販売されません。
具体的には?
以下は、記事末尾の参考サイトさんを見ながら書きます。
自由席特急券との違い
・販売枚数が限定されている。(ピーク時は早めの購入を!)
・乗る列車と号車が指定されている。(乗り遅れたらそのまま他の列車に、は乗れない)
・座席には座れないことが決まっている。(空いてたら座ってても良いかもしれないが、席の持ち主が来たらどきましょう)
枚数限定なことと、列車が指定されているのは要注意だと思いました。
販売時期
当該列車の予約が満席になったら販売開始、らしいです。
予約サイトや券売機を見て、欲しい列車が一杯だったら、まずは窓口で聞いてみると良いのでしょう。
販売場所
みどりの窓口のみ。
えきねっとなどのインターネット予約サイトでは、扱いがないそうです。
(ためしにGW中に、えきねっとサイトの予約画面を見てみたけど、立ち席券なんてボタンは出てきませんでした)
ただし、乗車前日になると、駅の指定席券売機でも販売されるそうです。ただ、ガチのピーク時期だと、この頃には売り切れているかもと心配してしまいます。(通常は、めったに売り切れることはないようです)
なるほど。(以下あとがき)
私は新高岡発着の事が多いので、新高岡に止まらないかがやきはめったに使いませんが、こんな切符があるんだなーと発見でした。
ピーク時にどうしても移動したい、でも指定席の予約争いに負けた、というとき、はくたか自由席を争ったりぎゅうぎゅうに詰め込まれるよりは、かがやきの立ち席でゆとりを持って移動できる方が、嬉しい気がします。
富山で乗り換えれば、高岡・新高岡へも、普通に着けるし。
立ち席券も販売枚数が限定されているので、売り切れる前に窓口に聞く、という手続きは必要になりますが。
使いどころ次第で、便利そうです。
参考記事
新幹線の立席特急券とは?|JR新幹線ネット
JRグループとは関係ない、個人で運営されているサイトです。でも分かりやすくて有難い。
北陸新幹線かがやきの廊下に立たされる「立ち席特急券」メリットと注意点! – とやま暮らし
かがやきの立ち席の体験談です。立ちだとコンセントがないのは盲点。
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