ン年前に入院・手術した時のことを、ふと思い出したので、両利きネタとして投下します。
正確には両利きというより、「えんぴつ右、はさみ左」みたいに、物事によってどちらが使いやすいかバラバラな人間の話です。(いわゆるクロスドミナンス)
採血や予防接種より真剣に考えてしまった
ふだん採血や予防接種を受ける時は、どっちでも微妙に不便なのは一緒と思って、適当に片腕を出しています。
継続して通院している状況なら前回と反対側、そうでなければ右腕を出すことが多いような。(←根は左利き)
が、今回は、点滴ルートを数日キープになります。
その間は、管が付いたまま生活しなければなりません。
ちょっと真剣に考えました。入院中にしそうな日常生活動作は?
・食事、筆記、カギ針(暇だったら編もうとしてた) → 右
・歯磨き、ドライヤー、物を取る時とっさに出る → 左
・・・わからん! 左!?
で、左腕にルート取ってもらいました。
結果、私はこれで、まあ正解でした。
結論を言いますと、
「食事と反対の手」にするのが良い、と思いました。
左手にルートで面倒だった点
入院初日。
確か午前に入院して、説明を受けたり荷物整理して昼食を食べてから、午後にルートを入れる処置をされました。
で、やっぱ面倒だなあ、が先に来ました。
刺入部は左前腕。
何かする時には、点滴チューブがぶらぶらしてるのを、着物の袖を押さえる要領で押さえます。
また、腕の筋肉が動くたびに、刺入部が多少痛いです。異物が入ってるんだから仕方ないですが。
トイレ
まず、盲点だったのがこれ。
左手で拭くもので・・・
ルートを右手で押さえて、垂れ下がらないようにしてました。
あと、点滴で補液をしていると、尿量の測定があります。(手術後1日ほど、自分で採って測定機に入れてた)
このときの容器も、ルートを右手で押さえて、左手で持った記憶が。
歯磨き・洗面
歯磨きも、右手でルートを押さえながらです。
どうしても小刻みに腕が動くので、押さえてないとブラブラして邪魔だし、刺入部に変な力がかかって痛くなりそうです。
髪をとかす時や乾かす時も、反対の手でルートを持っとけばOKでした。(←ちょっと慣れてきた)
シャワー
着替え、頭を洗う、体を洗う、とけっこう手を使うものです。
右左うまく使い分けることに、段々慣れてきます。
右手が自由で良かった点
こちらは、手術が終わって回復してきてから、だんだん実感したと思います。
食事
箸ってそこそこ筋肉を使います。食器を持つ手以上に。
箸で挟むたびに、点滴の入ってる部位がチクチクしてたら、地味にストレスだっただろうなと思います。
反対の手は食器を持つので、ルートを押さえるわけにもいきません。
食器を取る時は、箸を持った手でルートを押さえられるけど、逆は無理です。
筆記
シャワーの予約など書くときに、右手で書きます。
ものを書く、というのも腕の筋肉を使っているので、右に点滴が入っていたら、やっぱりチクチクしたと思います。
まとめ
結局、どうしても両手を同時に使うのは、食事くらいのもの、だと思いました。
だましだまし反対の手も使ってごまかすとか、力を入れすぎないようにしてしのぐ、ってのが一番やりづらいのが食事だなと。
だから、私は箸を持つ手と反対側にルートキープ推奨です。
ちなみに編み物でも、食事と同じレベルで両手を使いますが、今回は編みたい余力が戻った頃には点滴抜けてたので、問題ありませんでした。
以上です。
関連記事
コメント