またドン引きされそうな話題です、文月です。
レンジフードの大掃除は、年1回が目安、と何となく思っていました。(←間違いです)
それも真夏にやると、油汚れが暑さでゆるんでいるから効率的だよ! と聞きます。
でも、あまりにも猛暑だとやる気が起きないんですよね。
で、秋も深まるこんな時期になってようやく、気温がそこそこ高い日を狙って、しぶしぶ腰を上げるわけです。
それ、どーいう夏休みの宿題・・・
※ホコリ・油まみれの写真が容赦なく出ますので、ご注意ください。
参考
頑固な汚れが簡単に落ちる! レンジフードのオススメお掃除方法|おそうじ本舗の暮らしのガイド・・・重曹水の作り方・使い方
レンジフードのべっとり油汚れが身近なアレとアレで落ちちゃった!|360.life・・・洗剤+重曹作戦
キッチンのレンジフード掃除、どうやるの?|くらしのマーケットマガジン・・・仕上げのリンスについて詳しい
掃除道具
まずは準備です。
重曹水
今回の主役、重曹水。初めて使います。
250mlのぬるま湯に、大さじ1の重曹を溶かして作ります。
今回は、ふくらし粉代わりに使っている重曹を転用しました。(最近なかなか減らないので)
で、100均のスプレーボトルがあったので、これに詰めました。
ちなみに、なんで水っぽい重曹水で、油っぽい換気扇汚れが取れるのだ・・・? と疑問に思っていましたが、
油汚れは酸性なので(空気に触れて酸化してる)、アルカリ性である重曹水を使うと、溶けて取れるそうです。
そういう事か!
ただし、重曹水は弱アルカリ性なので、あまりにもこびりついた汚れには歯が立たない、とも言えます。
重曹を中性洗剤に混ぜると、油汚れが「けん化」されて取れる! と紹介しているサイトもありました。
今回は試しに、重曹水だけでやってみます。どれくらい使えるものか。
その他アイテム
他には、使い捨てゴム手袋、ぼろ布、使い古しの歯ブラシ。
(厚手のゴム手袋が理想ですが、私は薄手の使い捨て手袋です。汚れの感触が分かりやすい&洗わなくていいので)
キッチンペーパーおよび、乾いてカピカピになった台所掃除シート。(どっかからもらって、使わずしまい込んでいました)(文中では、まとめて「キッチンペーパー類」と書きます)
油汚れマジックリンを、最後の手段用に待機。
皿にピッタリ付かなくて持て余していたポリラップも、出番がありました。
あとは敷物として、新聞紙。
今回使わないもの
パーツ洗いに食洗機はどうだ? と思いましたが、これは「使わないでください」と説明書にありました。
熱湯や洗剤の粒子で、塗装がはがれる場合があるらしいです。
(アルカリ洗剤もやめてね、と書いてありましたが。これは無視で)(←基準はどこだ)
水に洗剤を溶かしての浸け置き洗いは、汚れた水の処理を考えたくないため、今回はやらない方向です。カタマリっぽい汚れは、できるだけ拭き取ってポイで。
掃除前の状態
さて。
クリナップのシステムキッチンの、シロッコファン式のレンジフードです。
整流版の隙間から垣間見えるホコリ。
ええ、気付いてましたとも。7月くらいから。
整流版を外すときに持つ部分も、このありさまです。
構造が複雑だとホコリが絡みやすいんでしょうか。
キッチンペーパーを切ったやつで両脇を持って、開けました。
油が垂れるほどではありませんが・・・まあ、うん。
一番見たくないのは、グリスフィルターという名の黒いやつ(2枚)です。
とりあえず外しました。
どうやって取るんだろ、このホコリ&油。
グリスフィルターと比べてしまうと、意外にキレイ! と思ってしまいますが。
よく見ると、なんかこびりついてますから。
・・・。
まあ、落ち着いて行きましょう。
掃除中の様子(部位ごと)
実際は、あっちを置いとく間にこっちをこする、とかやってますが、整理するために部位ごとに書きます。
最終的なキレイ度が高いものから。
整流版
これ、重曹水の効果がめっちゃありました!
まず、外した直後の様子がこちら。フワフワべっとりしています。
で、試しに重曹水を吹きかけて、15分くらい置いといて、ぼろ布で拭きとった様子がこちら。
これ、力は全然入れてません。
なのに、重曹水が十分量ついていたらしき部分が、きれいに拭き取れました。どこの洗剤のCMかと。
汚れが強い部分は一度では取れないので、何度か掛ける → 置いとく → ふき取る、を繰り返します。
しつこい部分は、ちょっと強くこすります。
両脇の出っ張りなどは、キッチンペーパー類に重曹水を含ませて、何度かに分けて拭き取りました。
最後に、乾くと重曹の白いのが残るので、水で全体を洗い流しました。
(取り外せない部分なら、レモン汁等の酸性水で拭くと、中和されてスッキリするそうです。仕上げに水拭きを忘れず)
グリスフィルター
一番ヤバいやつ。
そして、一番ビフォーアフターが感動的なやつ。
もう、ホコリでモコモコです。というかベタベタです。見たくないですね、私もです。
キッチンペーパー類と重曹水でパックしてみます。
蒸発防止にポリラップもかぶせます。
これこそ、夏の暑い時期に、中性洗剤を溶かした水に浸けて日向に放置・・・とするべき奴では。
つけといた水の中でこすれば、目詰まりも取れやすいのでは。
と、思いますが、来年の夏まで放置するわけにもいかないので、できるところまで行きます。
重曹水では力不足と判断し、油汚れマジックリンにお出ましいただきました。再度パック!
歯ブラシでこすると、ネバネバになったのが絡みついてきます。うん、取れん。
油汚れマジックリンの上から、中性洗剤投下。(←訳が分からなくなってきている)
歯ブラシやキッチンペーパー類でこすります。
だいぶ取れましたが、表面のべたつきや目詰まりは、完全には取れません。
このへんで嫌になってきたのと、ちょっと強力洗剤にさらし過ぎと思えてきたので、水で流して終了としました。
でも、最初と比べるとだいぶマシです。
風も通る!
・・・次は素直に浸け置きします。ゴミ袋で。
フィルター内側の部品(ファンなど)
ベルマウス、シロッコファン、ファンを止めるネジ。一見汚れは少ないです。
ベルマウスとネジは、本当に大した汚れはありません。
それでも重曹水を掛けてしばらく置くと、多少浮いてきました。
少しこすって、簡単に終了。
シロッコファンは、最初に書いたように、内側に何やらべったりと付いてます。
油汚れマジックリン+歯ブラシで、多少取れますが、すっきりとは行かないです。
これはやり方と、こする道具の両方がイケてないです。
汚れ自体は少ないので、来年の夏に、中性洗剤水に浸けて日向に出してみることにしました。
こする道具は、割り箸+ぼろ布が、隙間に入りやすいかもしれない・・・!
というわけで終了。
レンジフードの天井部分
こういう部分が、地味に大変なんです。
取り外しができない部分なので、上を向いてこすり続けることに。
キッチンペーパーに重曹水をしみこませてパックしようとしましたが、うまくいかず落ちてきてしまいました。
ので、少しずつ押さえて、しみ込ませてはこする、を繰り返します。
頭がだいぶ「もう嫌だ」になってきていますが・・・
フィルター取り付け部分の周囲、ぐるりと四角いでっぱりにご注目。
左半分が施術前、右半分が施術後です。
けっこう違うじゃないですか。完全にスッキリではないけど。
こすった後は水拭きをして、残った重曹分を取り除きます。
こんな感じで、重曹水でけっこう攻めることができましたが、今日は力尽きたので終了。
残りは後日やりましょう。
レンジフード掃除完了(以下次回)
というわけで。なんだかんだ3時間くらいかかって、こんな感じで終了しました。なんか残ってるのは後日の宿題です。笑われちゃいそう。
でも、重曹水で油汚れは落ちる!! と学んだので、ガス台回りの掃除がもう少し楽になりそうです。(今まで水拭きやお湯拭きで頑張ってた)
あとは手順を体で覚えないと、どうしようもないと思いました。
仕上げのリンスについて
最後に、レンジフードがキレイになったら、柔軟剤または髪用のリンスで拭くと良いそうです。
原液で塗ることに抵抗があれば、3~5倍に薄めるのも有りだそう。
こうすると汚れが付きにくくなるそうです。
・・・もうちょっとキレイにしたらやってみる! たぶん!
以上、終わります。
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