漢方の先生曰く、冷えるとおなかにガスが溜まって張って痛む、ってことがあるそうです。個人的には、冷えた感じの痛みがある時は確かにお腹が張ってることが多く、ガスが抜けると楽になります。
また、生理前~生理中では、筋肉がこわばっての痛みもあると感じます。
そんな時の状況と対策について。
暑い時期でも冷える場面と、対応策
夏場でも、ちょっと薄着で汗かいて歩いたとか、足を出して昼寝してたとか(腹を守っていても足から冷えたりする)、冷たいプリンを食べたとか、色々なはずみで痛み・張りが出てくる場合があります。
職場や商業施設の冷房で冷え切ってしまうこともあります。自宅でも、暑さに弱いのが一緒だと、冷房を低めにしていて知らず知らず冷えたり。
最近(7月~)はさすがに少ないですが、夏日程度の気持ち良い時期は、うっかりすると痛くなってました。
そうやって、冷えたとき・下腹部が痛くなってきたとき、軽ければ手で温めます。
で、手だけでなかなか回復しないときは、巻く膝掛け+腰紐を使います。見た目の都合があるので、自宅限定ですが。
(写真は冬場に撮ったやつです↓)
変なのって思った人、いいからちょっと聞いてくださいな
まず、腰紐で腹が押さえられることで、少し落ち着きます。これは即効性。
その後、あたたまることでガスが抜けたり、筋肉の緊張がほぐれることで、痛みも落ち着きます。自覚としては30分~2時間ほどかかります。
ホッカイロや湯たんぽを当てるよりも、お尻まですっぽり温まって気持ち良いのです。
時期によっては、腹まわりに膝掛を巻いた状態で、腕まくりや足まくりしてたりもするんで、奇妙な生き物になってる自覚はあります。でも、暑いかなと思っても、巻いていると楽になるので、確かに冷えていたらしいと分かります。
落ち着いたり暑くなってきたら、すぐに外せるのも便利です。
見た目としては、巻きスカートに替えて、腰紐無しにすれば、もう少しマシに見えるかと思います。(腰紐の押さえる効果は無くなりますが)
巻きスカートはユニクロとかで売ってた気もします。旅先に持って行っても驚かれないって意味では、私も買えばいいのかも。
ちなみに膝掛でも、巻いた上からエプロンを着けると、隠されて少しまともに見えます。・・・どう頑張っても胴回りは太ましいですが。
あと、トイレに行くときは外してます。
使うものと巻き方
【使うもの】
★巻くひざ掛け。60×120cmくらいの、細長いフリースです。
普通の膝掛けや、厚地の(または2枚重ねた)バスタオルなんかも使えそうです。
★腰紐。2mくらい。私の体で測ると、腕を横いっぱい伸ばした「手のひら~手のひら」の、1.5倍の長さです。
着物を着るときに使うものですが、お試しならビニール紐でも良いでしょう。
【巻き方】
着物を着る人は、腰巻きの要領で巻いて、腰紐の要領で締めればOKです。張っている下腹部を、紐でうまく押さえるのがポイントになります。
着ない人へ、まず腰紐について。
腰紐は、腰の一番出っ張っている辺り(腰骨の上)を通して締めます。腰骨の上にすることで、キュッと締まるけど締め上げすぎない、気持ち良い加減にすることができます。あと緩みにくいです。
実際には、まず膝掛け(またはバスタオルなど)を巻きます。
腰紐の中央を下腹部に当て、両手で持ちます。腰回りに滑らせる感じで、両手を背中へ。
背中で左右の手を持ち替えて、一度キュッと締め、紐を正面へ戻します。
ちょうど結ぶのに良い長さが残るので、体の正面なり脇で蝶結びにして、完成です。
体の周りを、紐が二周する形になります。紐はぴったり重ねないで、少しずらすと、下腹部が安定して押さえられて楽ちんです。
動き回るうちにズレてきたら、締め直します。
【出来上がり】
試しにバスタオル+ビニール紐で巻いてみました。
膝掛けほど暑くなく、夏場向きです。ビニール紐は、腰紐より細い分食い込みますが、ズボンやTシャツを着た上から締めているので、痛いってほどではないです。お試しには悪くない感じです。
また、胃の近くまでカバーしようとすると、タオルの上半分が垂れ下がるので、2周目の紐で一緒に押さえました。
こんな感じです。特別なものがなくても出来るので、お悩みの方は、だまされたと思ってやってみては?
世の男性の皆様には、家で奥さんや彼女さんがこんな格好していても、変な目で見ずにいたわってあげてほしいと思います。
以上です。
参考
腰紐の例です↓
腰紐探してたらこんなの見つけた(汗)↓
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