前の記事↓で書いた通り、3連スライド本棚(どう表現すればいいのかよく分からない、、)を手に入れました。
組み立てた感想をざっとまとめると、こんな感じです▼
- 一人でも何とかなった(身長160cm女)
- 楽しい(日曜大工的な意味で)
- 時間は掛かる(1.5+1+1.5時間)(準備片付けの時間は除く)
- 手回しはつらい(電動ドライバードリルが必要)
この記事では、写真貼りつつ、組み立ての様子を順番に書いていきます。
1日目
本棚が届いた
佐川急便のお兄さんが、玄関まで入れてくれました。
梱包サイズは50×20×95cmって所です。(5cm未満切り上げ)
結構重くて、一人では引きずらないと動かせません。
なので、このまま玄関ホールで作業を開始します。
照明が電球色のため、写真が少し見づらいですが、ご了承を。
開梱
1日目の15:00、作業開始。
箱を平らに置いて、開けます。
裏側かな? って方を上にすると、真ん中からぱかっと開けられました。カッターを中身に刺さないよう注意。
内容品の確認
まずは説明書を眺めて、セットの内容と、行う作業を確認します。
説明文が少ないので(IKEA家具ほどではないですが)、少し書きこみ。
3本のラックの部品を下に、外ケースの部品はすぐ取れる場所に。
板の間に挟ませてあった紙を、敷いたり挟んだりしています。
全部出した所で、発泡スチロールや紙製の緩衝材は、ごく一部を残してゴミにまとめました。
角に当てられている小さい板は、この先便利だから捨てないで!
ここまでの部品確認・整理に、約30分です。
ネジなど細かい部品は、適当な箱に入れて、迷子にならないようにしました。
外ケースを組み立てる
まずは部品番号のシールをはがします。
少々しつこくても、丁寧にこすると大体落ちました。
部品を組み合わせます。
背側の細い板(2本) → 天板の順に、木ダボを挿して、側板と組み合わせてネジ締め。
背板の木口が丸見えの部分は、必ず側板か天板で隠れます。
約20分でこの状態。
支えるのが大変で真剣勝負だったため、途中の写真はありません。この外ケースだけは、2人で組み立てた方が楽そうです。
ネジは、ゆるく仮締めしておいて、天板がはまるのを確認してから、完全に締め上げました。
追伸:ネジの目隠しのシールは、ラックも全て完成してから、天面だけ貼りました。(万一の組み直しに備えていました)
側面は、すべて完成した時点で多少ネジが緩んでいたので、今後も締め直す可能性があると思い、貼りませんでした。
ラック3本の部品を下ごしらえする
お次は外ケースにおさめるラックです。
ラック1本につき、水平側の板が、上中下の3枚あります。
それぞれ天板、固定棚板、底板、と呼びましょう。
このうち、固定棚板(真ん中)と底板(下)に、部品を取り付けます。
それから側板にも部品を取り付けます。
固定棚板に木ダボを差し込む
真ん中の板には、木ダボを挿します。
3枚×各4箇所。
付属の木工ボンドの口が大きくて、ダボを突っ込めるので使いやすいです。ボンドが付きすぎたらこそげるのも楽です。
このとき下に、梱包材の板を敷くと良いです。床や段ボールの傷・穴を防げます。こっち側にダボがささっててもびくともしない!
底板にキャスターを付ける
底板には、キャスターをネジ止め。
ここで使うネジは細めなので、下穴も小さいんですが。
キャスターの穴の、少し外側寄りを狙って開けてあるようです。
これだと多少ネジがズレても、キャスター自体はズレにくそうです。
なかなか細かい計算をして部品を設計しているのだ、とだんだん思えてきます。
16:30、3枚の板にキャスターが付きました! (外ケースに並べてみた)
締めたネジ、ここだけで24本!
腕がプルプルしています。
1日目はここまで
腕がつらいのと、時刻も暗くなってきたので、本日の作業はここまでにしました。
所要時間は、セット内容確認に30分、外ケース組み立てに30分、ラックの部品下ごしらえに30分。
というか、実は我が家、電動ドライバードリルがあるんですよね。
キャスター付けてる途中で思い出したんですが。
使おうか、手回しでがんばるか・・・?
2日目
ラックの部品の下ごしらえ、続き
側板の下ごしらえが残っているので、まずはこれを。
側板に木ダボと特殊ネジを差し込む
側板の上下に木ダボを挿します。これくらいの深さまで入ります。
金づちで打つと、底に達したら音が変わるのが分かります。鈍い音から高い音になる感じ。
次が、一番神経を使うかもしれないやつです。
十字に空いた穴の、真ん中に。
特殊ネジ。
口数少ない説明書の中において、「垂直に」「根元までしっかりと」締め込むべし、と特に注意書きがされています。
平らなネジの底を、側板の穴にはめる感じなので、まあまあ合わせやすいです。
が、神経は使います。
はめて、角度を確認して、締め込む。
10:22、できた! 垂直!?(このネジを付けてしまうと、側板は重ね合わせられなくなります)
ラック1本目を組み立てる
ようやく本番です。
ラック1本分の部品を準備しました。
部品番号のシールをはがして、10:28。
ここから先、向きを間違えたら詰みます。
固定棚板+側板+背板を組み合わせる
まず、固定棚板と側板をくっつけます。
ここで、丸い金属部品の出番。
先ほど垂直に締め付けた特殊ネジに噛ませるそうです。ふむ・・・?
とりあえず、側板と固定棚板を組み合わせないと始まらないらしいので、くっつけます。
木ダボにボンドを付けて、向きに注意して合体。
ネジが出ている方に、丸い部品の矢印を向けて、はめて、ドライバーで締めます。
まだグラグラしますが、背板が入ると少しマシです。
タイムスタンプは10:39です。
天板と底板を組み合わせる
側板の木ダボにボンドを付けて、上下の板をはめ込みます。
油断すると上下を間違えるので、よく確認。固定棚板の丸い金具が見えない方が上です。
適当な棚板を敷いて、床との間に隙間を作ると作業しやすいです。
上下それぞれ、4隅をネジ止めします。
ネジは棚を立てて締めるとやりやすいです。
10:54、締め終わり。
天板にピンを挿して、側板に取っ手を付けます。
仕上げがまだですが、1本目ほぼ完成! ちゃんと外ケースに入りました。
ここまでで11:05になりました。
所要時間、約35分。手締めの限界を感じてきます。
ラック2本目を組み立て
ここでプッツンしました。
ネジ締め、もうやだ! 電動ドリル使う!
電動ドライバードリル投入
ひさしぶりすぎるので、説明書を読みます。
ていうかネジ締めに使うのは初めてかも。
先端チップよし。
クラッチ設定よし。
速度設定低速、よし。
回転方向、目視確認。
バッテリー残量、よくわかんないけど動くからよし。
最初はゆっくりゆっくり行きます。
力を込めて支えていないと、すぐネジ山を噛んでしまうし、ネジがガタつくこともあります。
手回しとは違った神経を使います。
でも、速いです!(感動)
12:15、2本目完成。電動ドライバードリルの準備込みで、所要25分間でした。
ラック3本目を組み立て
12:36、天板のネジ締め中。
締め始めは手回しして、進行方向が安定してから電動ドリルを使うと安心です。
体全体を使って、ラックやドリルを固定して締めていますが、こういう部分のわずかな隙間▼に指の皮が挟まると、悲劇が起きるので気をつけます。
ラック3本目の所要時間は、20分弱で完成しました。慣れと文明の利器、万歳。
ラックの背中を仕上げる
じつはもう一つ手順が残っています。
ラックの背板の隅に固定具を挟んで、ネジで締めるんです。
万一外ケースに3本おさまらず、組み直しが必要になった時のために、この手順は保留していました。
というわけで、この部品。
各ラックの背中に8か所ずつ、計24個。
取り付け位置は、正確には決まってないようです。
イラストのとおり、フチから部品ひとつぶんくらい空けて付けてみます。
これ、今までのネジ締めの中で、一番凶悪でした。
まず、ネジの方向が斜めです。
で、下穴が開いていません。
手で締めるの、無理くないか?(←挑戦しなかった)
というわけで、電動ドライバードリルのチップを細めのに替えて、締めます。
締めてる最中に部品が浮くこともありますが、
ネジの方向が大きくズレていなければ、締め終わる頃にはピッタリおさまります。
この作業をする前は、ラックは多少グラグラしていましたが、終わったら全くがたつきがなくなりました。
内側には何も飛び出していません。ネジはちゃんと板の内側に収まっているようです。
ちなみに24個中1個だけ、なんか斜めになりましたが、面倒なので直しません。ネジ山も潰れかけてるし。←
完成! (全体像と感想)
時刻は13:20。
3本のラックの仕上げ作業に、40分弱かかりました。
ケースとラックには、少々の隙間があり、意識して動かすとガタガタします。
素人が組み立てるので、多少斜めになっても納まるように、ゆとりを持たせているのかもしれません。
ただし、本を入れてラックが重くなると、がたつきは気にならなくなりました。
むしろ少々の隙間がある方が出し入れしやすい感じです。
一番の感想は、「時間かかったけど楽しかった」です。
あとは冒頭で書いたように、手回しはキツいです。(再掲▼)
- 一人でも何とかなった(身長160cm女)
- 楽しい(日曜大工的な意味で)
- 時間は掛かる(1.5+1+1.5時間)(準備片付けの時間は除く)
- 手回しはつらい(電動ドライバードリルが必要)
所要時間まとめ。(準備片づけの時間除く)
- 1日目
- セット内容確認・・・30分
- 外ケース組み立て・・・30分
- ラックの部品下ごしらえ・・・30分
合計 1時間30分
- 2日目
- ラックの部品下ごしらえ続き・・・20分
- ラック1本目組み立て・・・35分
- ラック2本目組み立て・・・25分
- ラック3本目組み立て・・・20分
- ラック仕上げ作業・・・40分
- 合間の作業(場の入れ替え)・・・10分
合計 2時間30分
以上、3連本棚の組み立てレポートでした。
作った本棚は、こちらの「オーク」カラーです▼
出来上がった本棚に、どんなサイズの本がどれくらい入ったかはこちら▼
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